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Sorry

昨日は、オーストラリアにとって歴史的な日になったようです。

首相がアボリジナルピープルに対して行った過去の政策について、主にはストールンジェネレイションといわれる問題(強制的に子供を親から引き離して、キリスト教や英語を押しつけた政策)について、公式に謝罪をしたのです。

公式に謝罪というと、日本では難しい言い回しを使うでしょうが、

英語は

I'm sorry

です。

シンプルな言語です。

そのおかげで、アボリジニに関するドキュメンタリー番組が放送されてました。

アボリジニの老人が、彼らの考え方や暮らし方、それらがどのように壊されていったか、などを語り、昔のアボリジニの人々の映像が挿入されているというもの。

昔の彼らの文化に基づいた暮らしをしているアボリジニの人々は、みんなすごくやせていて、健康そうで、服は着ていなくて、自然の中に溶け込んでいて、子供も老人もみんないっしょにいていきいきした表情をしている。

本当にオーストラリアの大地に溶け込んでいて、本来この土地は彼らのものだったのに、という感じがとってもしました。

今は、白い人々がもたらした彼らに合わない文化のせいで、多くの人がとても太っていて、体を壊し、似合わない服を着ていて、表情もあまり幸せそうじゃない。

ウルルの近くの居住地に住むその老人が、

岩の向こう側(観光客用のホテルなどが並んでいるエリア)にはなんでもある。こちら側(アボリジニの居住地)にはなにもない。お互いの文化を理解しあわなければ、今までの政策では何も解決しない。

と語っていたのが印象的でした。

本当にその対比にはなんともいえない悲しい気持ちにさせられました。

オーストラリアには魅力的だと思うところがたくさんあるし、フレンドリーな人も多いけど、この国はとてつもなく大きい問題を抱えているということに気づかされた日でした。

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